プレスリリース
2008 年 5 月 13 日
WWDC 2008、アップルエグゼクティブによる基調講演で開幕
Mac OS X LeopardとOS X iPhoneの開発環境を紹介
2008年5月13日、アップルは本日、恒例のワールドワイドデベロッパカンファレンス(世界開発者会議、以下WWDC)がアメリカ西海岸時間2008年6月9日(月)、午前10時から、サンフランシスコのMoscone WestでCEO(最高経営責任者)のスティーブ・ジョブズを始めとするアップルのエグゼクティブたちによる基調講演で開幕することを発表しました。今年のWWDCでは二つの革新的な開発プラットフォームが紹介されます。一つは画期的なOS X Leopard®、もう一つは、世界で最も先進的なモバイルオペレーティングシステムであるOS X iPhone™です。
6月9日から6月13日までの5日間にわたって開催されるWWDCイベントでは、モバイルデベロッパを対象としたiPhoneトラックが初めて実施されます。ここでは、iPhone SDKや、デベロッパがアプリケーションをiPhoneやiPod® touchのユーザにワイヤレス配信するための画期的な方法であるApp Storeを含む、OS X iPhone 2.0ソフトウェアの機能をフルに活用するための、掘り下げたセッションやハンズオンラボが行なわれます。
iPhoneトラックではまた、モバイルデベロッパがアップルのエンジニアと一緒に作業しながら、iPhoneの革新的なMulti-Touch™ユーザインターフェイスや、アニメーションテクノロジー、Core OS、Core Services、MediaおよびCocoa® Touchテクノロジーのためのプログラミングインターフェイスを含む数々のAPI、内蔵三軸加速度センサーそして位置情報検知テクノロジーなどを活用した素晴らしいアプリケーションを作成し、真に革新的なモバイルアプリケーションを実現することができます。
今年のMac®トラックでは、初めて参加する人にも経験豊富なベテランにも役立つ技術基盤やテクニックが伝授されます。これらは世界に通用するOS X Leopardのアプリケーションを開発するために必要なもので、インターフェイスデザイン、インプリメンテーション、アプリケーションフレームワーク、セキュリティ、ローカリゼーションそしてネットワーキングを含む、システムのあらゆるレベルについて議論するセッションを通じて提供されます。
WWDC 2008では情報に溢れた150以上のセッションおよびラボが行なわれ、そこではアップルのエンジニアがOS X iPhoneやOS X Leopardのベースとなる革新的な技術について掘り下げた解説や実演を行ないます。デベロッパは自作のコードをラボに持ち込み、アップルのエンジニアと一対一で作業を行ないながら、セッションで学んだ開発手法やベストプラクティスを応用してそれぞれのアプリケーションを改良・強化することができます。
WWDC 2008では以上の外にも次のようなアクティビティが予定されています。
- OS X iPhone、OS X Leopard、さらにiPhone SDK、Cocoa Touch、Interface Builder、Xcode®などの革新的なツールやテクノロジーについて掘り下げた紹介を行なう、エンジニアによるプレゼンテーションセッション。
- 参加者がアップル独自のコーディングストラテジーやテクニックを学べる実際的なハンズオンセッション。
- 参加者がアップルのエンジニアと一対一で作業することができるテクノロジーラボ。
- Welcome Reception、Apple Design Award、Lunchtime SpeakersそしてStump the Expertsなどのスペシャルイベント。
参加登録と各セッションの詳細についてはアップルのWWDCウェブサイト(http://developer.apple.com/jp/wwdc)でご覧になることができます。
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