視覚に障がいのある金髪のロングヘアの学生がiPhoneを持っている。

画面の読み上げ:受験生各位、おめでとうございます。入学試験に合格したことを…

学生がわくわくしながら息をのむ。リビングで、メガネをかけ電動車椅子に乗った学生が両手を挙げる。

[歓喜の声]

彼は満面の笑みを浮かべる。彼の後ろでは、女性が驚いた様子で口を大きく開け、手のひらを頬に当てている。キッチンで、両手とも指が4本の学生が座っていて、そのすぐそばに女性が立っている。2人はコンピュータを見ている。学生が興奮して叫び、腕を振る。彼女の後ろで驚いた猫が椅子から床に飛び降りる。ソファで、金髪のボブヘアで鼻にピアスをした学生がアメリカ手話で話す。

金髪のボブヘアの学生:[アメリカ手話] 大学に行ける!

再びリビングのシーンに戻ると、女性が電動車椅子に乗った学生を抱きしめ、学生は目を閉じて微笑む。

電動車椅子に乗った学生:大学に受かった!

[明るいポップロックの曲が流れる]

iPhoneの「設定」で「アクセシビリティ」をタップするユーザー。

歌詞:One!

別の人物がiPhoneの拡大鏡を使っている。画面に数字の「2」が表示される。

歌詞:Two!

さらに別の人物が、iPhoneの画面で点字画面入力を使って数字をタイプ入力する。人物の指が歌詞に合わせて動き、その歌詞がメモアプリの画面上に表示される。

歌詞:One! Two! Three! Four!

スニーカーを履いた人物が、大学の中庭にあるレンガの道を白い杖を使って歩いている。

VoiceOver:講堂への経路の案内を開始します。

歩いている人物が、視覚に障がいのある金髪のロングヘアの学生であることがここでわかる。彼女は片手に白い杖を持ち、もう片方の手にiPhoneを持っている。学生たちが通り過ぎる中、道案内を聞きながら歌っている。

視覚に障がいのある金髪のロングヘアの学生:[歌] 私は特別じゃない。自分の道を探しているだけ。

VoiceOver:左方向。

視覚に障がいのある金髪のロングヘアの学生:[歌] 簡単じゃなかった。でも、たどり着いたわ。

ニットベストを着た腕のない学生が、暗く混み合った講堂に座っている。周りの学生たちが一斉にMacコンピュータを取り出す。すべての学生が同時にノートブックを開く。

腕のない学生:[歌] 称賛されたいわけじゃない。私はあなたのインスピレーションじゃない。

腕のない学生が裸足でノートブックを開き、つま先でタイピングする。講堂の別の場所では、指にたくさんの指輪をした学生がMacでタイピングしている。Macの上にiPhoneが取りつけられ、フロントレンズが講堂の前方に向けられている。講堂にいる学生たちが一斉にタイピングをやめ、Macコンピュータから手を離して両手を挙げる。学生たちは指を広げ、アメリカ手話で「Inspired」と示したあと、キーボードに戻る。

指輪をした学生:[歌] インスピレーションが欲しいなら、廊下の先に図書館があるよ。

指輪をした学生が親指で外の方を指す。Macの拡大鏡アプリ内に、講堂前方の黒板の画像が表示される。彼女は画像を拡大し、黒板の文字を大きくする。

[笛の音]

体育館で、視覚に障がいのある金髪のロングヘアの学生が観客席に座っている。彼女の前で学生アスリートたちがフロアをジョギングする。1人がバスケットボールをドリブルする。

視覚に障がいのある金髪のロングヘアの学生:[歌] 時々、称賛されることって同情みたいに感じちゃう。

片方の腕がないバスケットボール選手が、Apple WatchのAssistiveTouchを使って、拳を握って開く動作でバスケットボールのワークアウトを開始する。

[ワークアウトの開始音]

学生アスリートたちがバスケットボールをしている。片方の腕がないバスケットボール選手がバスケットボールをシュートする。彼女は悔しそうに拳を空中に打ちつける。赤いロングヘアが肩の上で揺れる。

片方の腕がないバスケットボール選手:[歌] 強い時もある。間違える時もある。[うなり声] いつもうまく話せるわけじゃない。

実験室で、白衣を着た学生たちが振り付けに合わせて動いている。視覚に障がいのある白衣を着た学生が、iPadに取りつけた更新式点字ディスプレイを使っている。

視覚に障がいのある白衣を着た学生:[歌] 僕は特別じゃない。勇敢でも大胆でもない。

彼は点字アクセスを使って数式をタイプ入力する。

視覚に障がいのある白衣を着た学生:[歌] 超能力なんてない。ちょっとした方程式さえ解けないんだ。

実験室の学生たちが、首を振ったり、頭を抱えたり、紙を放り投げたりする。

[叫び声]

[紙が擦れ合う音]

美術室で、ニットベストを着た腕のない学生が、つま先でApple Pencilをつかむ。彼女はApple Pencilをつま先で持ち、イーゼルに立てかけられたiPadに絵を描く。

腕のない学生:[歌] 私は特別じゃない。あなたもそうだよね。

学生アンサンブル:[歌] あなたもそうだよね!

鉢植えで体の一部が隠れたヌードモデルが、美術室の中央でポーズをとっている。彼は腕のない学生に背を向けている。教室にいる学生たちは、イーゼル越しに彼を見ようと身を乗り出している。

腕のない学生:[歌] 誰にも足の指はある。

学生アンサンブル:[歌] 足の指って変だよね!

腕のない学生:[歌] 裸になればみんな変だよね。

腕のない学生はAssistiveTouchのメニューで「ピンチ」をタップし、iPad上でポイントをドラッグしてズームアウトする。iPad上にヌードモデルのスケッチが表示される。夜、寮の外で2人の学生が上を見上げている。

外にいる学生:[大きな声] ソフィア!

学生アンサンブル:[歌] 私には顔がある。居場所がある。私には人生がある。名前がある。

寮の2階で、聴覚に障がいのある学生が机の前でその場で踊りながらアメリカ手話で歌詞を示している。彼女の姿が鏡に映っている。

外にいる学生:[大きな声] ソフィア!

聴覚に障がいのある学生のiPhoneに名前認識の通知が表示される。

[バイブ音]

彼女の画面に「名前認識でソフィアさんのような音が認識されました」と英語で表示される。聴覚に障がいのある学生が窓の前に立ち、下にいる友人たちに手を振る。ロッカールームにメガネをかけ電動車椅子に乗った学生がいて、その周りを学生たちが取り囲んでいる。彼の隣りにはマスコットの着ぐるみを着た学生とトロフィーを持っている学生がいる。電動車椅子に乗った学生が曲のビートに合わせて手を動かす。

電動車椅子に乗った学生:[歌] 私には必要なものがある。あなたにも必要なものがある。でも、必要なものはみんな違う。

学生たちが手に持ったスケートボード、シンバル、テニスラケット、Mac、ヘルメット、ポンポンなどでトンネルを作る。トンネルの先で学生がベンチに座り、スニーカーを履いた義足を伸ばす。図書館で、口ひげを生やした学生がMacの拡大鏡を使ってテーブルの上の本を読んでいる。彼はアクセシビリティリーダーを使って本の画像を読みやすいテキストに変換し、背景をグレーからイエローに変える。テキストが鮮明になる。テーブルの向かい側では、野球帽を後ろ向きにかぶった学生が頭を手で支えている。

帽子をかぶった学生:[歌] すごく疲れる時もある。

口ひげを生やした学生:[歌] 彼女が不機嫌だったり。

帽子をかぶった学生:[歌] 彼は偉そうだったり。

視覚に障がいのある金髪のロングヘアの学生:[歌] そんな時には必要なものがある。それは...「コーヒー」。

視覚に障がいのある金髪のロングヘアの学生がAirPods Maxを首にかけている。彼女は肩をすくめて手を差し出す。別の学生が彼女にコーヒーカップを手渡す。すると、図書室にいる学生全員がコーヒーカップを持ち、席に座ったままエネルギッシュに頭を揺らす。

[振動音]

[ピアノの間奏]

日当たりの良い教室で、寮に住む聴覚に障がいのある学生がiPadのライブキャプションを使っている。画面には「聞き取り中…」と英語で表示されている。視覚に障がいのある学生がピアノを弾いている。光沢のある黒い楽器の表面に彼の姿が映っている。白い杖がピアノに立てかけられている。彼の横の窓からの光がピアノに降り注ぐ。視覚に障がいのある学生は、メロディに合わせて体を揺らす。

ピアニスト:[歌] 特別じゃなきゃいけないの?挑戦したいだけなんだ。僕は弱くないけど、いつも強いわけじゃない。みんなと同じように泣く時もあるんだ。

[盛り上がる音楽]

ピアニストと学生のアンサンブル:[歌] 僕は、ほかのみんなと違う。でも、あなたもほかのみんなと違う。

ピアニストの後ろでダンサーたちが踊っている。片足のダンサーが前腕松葉杖を使ってピルエットをし、金髪のロングヘアのダンサーがクルクルと回り、タートルネックを着て車椅子に乗ったダンサーがスピンする。学生たちが座席からパフォーマンスを観ている。1人の学生がiPadのライブキャプションを使っている。歌詞が音楽に合わせて表示される。片足のダンサーが空中に跳び上がり、手で自分の足に触れる。今度はハウスパーティーで、デニムのジャケットを着た学生が、銀色の胸元のシャツを着て電動車椅子に乗っている学生を抱き寄せる。

銀色の胸元のシャツを着た学生:[歌] 私は聖人じゃない。罪人じゃない。

彼女は相手の首にしがみつき、引き寄せてキスをする。その周りでたくさんの人が踊っている。ビーニーをかぶってメガネをかけた肢差のある学生が、ピンポン玉をテーブルの上で投げる。玉は並べられたプラスチックカップからそれて跳ね返る。

肢差のある学生:[歌] 敗者じゃない。勝者じゃない。

周りの学生たちが手を挙げて歓声を上げる。指輪をした学生が、階段でグループと一緒に踊っている。前腕のない、髪を三つ編みにした学生が、上腕に取りつけられたドラムスティックでビートに合わせてドラムを叩く。

指輪をした学生:[歌] 優れていないし劣ってもいない。ただの普通の人間だ。

学生がiPhoneを使って、AirPods Proのヒアリング補助機能の音量を調整する。

[歓声が大きくなる]

ハウスパーティーに紙ふぶきが降る。学生たちがジャンプしたり、頭を上下に振る。翌朝、重なり合って眠っていた学生たちがぼんやりと目を覚ます。肢差のある学生が起き上がる。彼のメガネは歪んでいる。

学生アンサンブル:[歌] 私は特別じゃない。

肢差のある学生:[歌] あなたもそうだよね。

両手とも指が4本の学生が、グループと一緒に振り付けに合わせて踊る。学生たちは手を前に突き出し、広い足取りで左右にステップを踏み、腕を円を描くように動かして太ももを叩く。

学生アンサンブル:[歌] 私は特別じゃない。

指が4本の学生:[歌] あなたもそうだよね。

学生アンサンブル:[歌] 私もそうだよね!

学生たちが柱のある通路に一列に座っている。全員一斉に片足を蹴り上げる。

学生アンサンブル:[歌] 誰にも足の指はある。

列の端の学生がヒョウ柄のサンダルを履いた義足を上げる。

義足の学生:ちょっと待って、私には...

学生アンサンブル:[歌] 裸になればみんな美しい。

手足のない学生と友人たちがセルフィーを撮るためにポーズをとる。

手足のない学生:タップして撮影。

[シャッター音]

学生アンサンブル:[歌] 私には顔がある。居場所がある。人生がある。名前がある。

今度は外で、大きなレンガ造りの建物の前で、金髪のボブヘアで鼻にピアスをした学生が、青い角帽と卒業ガウンを着た学生たちのグループの中で踊っている。全員一緒にアメリカ手話で歌詞を表現する。

学生アンサンブル:[歌] 私には必要なものがある。あなたにも必要なものがある。でも、必要なものはみんな違う。

そのグループの前で、別の学生たちが踊りながら広場に向かって走り出す。片足のダンサーが空中に跳び上がる。学生がMacを振りながら広場を横切って踊る。3人の学生が宙に向かってスキップする。その横ではマーチングバンドが演奏している。車椅子に乗った学生たちが最前列で踊る。

学生アンサンブル:[歌] 私たちは努力する。失敗する。傷つくこともある。でも、きっと打ち勝つ。

モンタージュが流れる。金髪のボブヘアの学生と寮に住む聴覚に障がいのある学生が、アメリカ手話で歌詞を示しながら踊る。前腕のないドラマーが、今度はマーチングバンドのユニフォームを着てドラムをドラムスティックで叩いている。

学生アンサンブル:[歌] 喜んだり。うんざりしたり。孤独を感じたり愛されたり。

視覚に障がいのあるピアニストが演奏を続けている。指輪をした学生が講堂で笑っている。ドラマーがハウスパーティーでドラムスティックを突き上げて踊っている。

学生アンサンブル:[歌] その途中で私たちは気づく。私たちはみんな違う。でも、別々の存在じゃない。逃したくない世界を手に入れてみせる。

ロッカールームで電動車椅子に乗った学生が、歌詞に合わせて拳を握りしめ、歌っている。再び広場で、すべての学生が一緒に踊る。

学生アンサンブル:[歌] 私は特別。みんなも特別だから。

学生たちがポーズをとる。学生たちはバスケットボールを空中に投げてキャッチする。

[歓声]

学生たちが笑顔を見せ、散っていく。

[様々な物音]

タイトル:すべての学生のために。

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